顔を正面にむけたときに瞼が瞳孔の上まで上げられない状態を言います。先天性と後天性があります。
眼瞼下垂
瞼をきちんと上げることが困難になるために、ものがよく見えなくなる、視野が狭くなるようになります。無意識に前頭筋(おでこの筋肉)を使って瞼をあげようとします。そのために眉毛の位置が上がり、おでこにしわができます。それでも視野が狭い場合は正面を見るときに、あごを上げようとします。その慢性的な疲労が、頭痛や肩こりの原因になってしまうのです。
眼瞼下垂の程度が強い場合や疲れが強い場合は手術をおすすめします。
術後10日
眼瞼下垂の手術については。当院の手術、眼瞼下垂のページをご覧ください。
A目の開きが悪いために目が見にくくなっている、視野が狭くなっている場合は、保険で手術ができます。美容的な手術をご希望の場合、保険は適応できません。
Aハードコンタクトを入れている人は出し入れの時、瞼の上をひねり、触ることが多いので、瞼の筋肉が弱まって眼瞼下垂が起こると言われています。ソフトコンタクトレンズの方は瞼をひねることが少ないので、眼瞼下垂になる人は少ないです。
ハードレンズをやめると少し回復する人がいますが、完全に治るわけではありません。
A人によってまちまちです。数年でなる人もいれば、長い間入れていてもならない方もいらっしゃいます。